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アルストロメリアのドライフラワー
アルストロメリアのアメージングスタイルドライフラワー


ダリアのドライフラワー
ダリアのアメージングスタイルドライフラワー



サザンカのアメージングスタイルドライフラワー


レジン造形作家の私が、なぜドライフラワーの製法を考案したのか?
それは、
「生花の色と姿をそのままで花をレジンの中に閉じ込める
本当に美しいレジンフラワーを作りたい」
と思ったのがきっかけです。

最初はシリカゲルで乾燥させたドライフラワーを
レジンに閉じ込めてみました。
しかし、シリカゲルで乾燥させますと、花びらにシワができ
また、シリカゲルの粒がへこみを作ってしまうため
レジンに入れますとその陰影が強調されてしまいますし
それに花びらやおしべ、めしべ、ガクなどにシリカゲルがくっついて取れなくなり
レジンの中で不自然に光ってしまうため
あまり美しいレジンフラワーではありませんでした。
少なくとも私が求める美しさには程遠かったのです。

桜のレジンフラワー
アメージングスタイルドライフラワー
シリカゲル製ドライフラワー
シリカゲルで乾燥すると、花びらにへこみやシワができ
波打つように不自然に変形するため影ができてしまいます。


それで自分で新たなドライフラワーの作り方を研究したわけです。
そして試行錯誤の末に、この製法を考案しました。
この製法の特徴は、なにより花びらにシワができにくいことです。







ドライフラワーのクウォリティーは、細い花びらや小さい花びらではっきりと差が出ます。
見ていただければその違いは一目瞭然。 説明の必要はないでしょう。


ポンポンマム
 シリカゲル製


 アメージングスタイルドライフラワー製
ポンポンマムのドライフラワー

ポンポンマムのドライフラワー

ミニヒマワリ
 生花のように美しいヒマワリのドライフラワー
   生花のように美しいヒマワリのドライフラワー


生花のように美しいヒマワリのドライフラワー



もうひとつの特徴は、小さな花やきゃしゃな葉も美しい姿のままでドライにできること。
小さな花をここまできれいにドライにできるのは、おそらくこの製法だけです。
シリカゲルでドライフラワーをお作りになったことのある方なら
その違いがおわかりになるはずです。


サクラ
右がシリカゲルで乾燥させたもの、左がアメージングスタイルドライフラワー
(花びらの色は違いますが、同じ枝から採取した花です)
桜のドライフラワー





ノギク 直径2センチ
小さい花のドライフラワー

ヒヨドリジョウゴ 直径1センチ
小さい花のドライフラワー

カタバミ 直径1,5センチ
小さい花のドライフラワー

カタバミの葉
小さい葉のドライリーフ

セントウソウの葉
小さい葉のドライリーフ

小さい花のドライフラワー 小さい葉のドライリーフ

レジンフラワーでもアレンジメントでも
こうした小さな花材のよしあしが、作品の印象を左右します。


シリカゲルで乾燥させたドライフラワーには、シワやへこみができたり
花びらや葉が縮んでくしゃくしゃになってしまいます。
レジンに封入しますと、その陰影がさらに強調されてしまい
私がレジンフラワーに求めるクウォリティーには、遠く及ばなかったのです。
それで考案したのが 「アメージング スタイル ドライフラワー製法」 です。


アジサイのドライフラワー




 


  









写真と図でくわしく解説しています
・はじめに
・花えらび
・基本製法
・クリーニング
・再乾燥
・脱気・減圧製法
・半立体ドライフラワー
・乾燥剤の処置
・美しいドライフラワーのための化・科学
  ドライフラワーが傷む原因
  アリル・イソチオシアネートによる美しい仕上がり
  アントシアニン発色法
  白い花が透ける原因
  花びらが落ちる原因
  低温でのドライフラワー制作と植物の呼吸
・レジンフラワー
  エポキシレジン成型に必要な物
  エポキシレジンの扱い方
  レジンに封入する時の注意事項
  グラスフラワーの作り方
  レジンフラワーの劣化とレジンの変質
・レジンコーティング
  作業手順
  注意事項
  レジンコーティング強度実験



シリカゲルでのドライ製法の欠点を改善するために、まず次の3点をクリアーする必要がありました。

@ シリカゲルよりも微細な素材で花をうずめる。 そのための資材を見つける。
また、その素材は水分を吸収せず、水にも溶けない物であること。

A 花に接しなくても、水分を吸着させる強力な乾燥剤を見つける。

B より速く花の水分を放散させる方法を工夫する。


2003年に、この問題点をクリアーして完成したの、アメージングスタイルドライフラワー製法です。
ですので、作り方は基本的には原色ドライフラワー製法と変わりません。 違うのは、花をうずめる埋設材と、水分を吸収する乾燥剤を分けた、という点ですね。



それでは製法の基本工程を見ていただきましょう。

まずシリカゲルと埋設材を比較してみましょう。
 拡大してみますと、粒の大きさの違いがよくわかります。
 
粒が細かければ、加わる力が分散しますから、花びらにダメージを与えにくく、均一に力が加わりますから、花びらがシワなりにくくなって、シリカゲルのように花びらにへこみを付けることもありません。

この埋設材は天然鉱石由来で安全な素材です。 また、研磨によって表面がなめらかに加工されていますから、花びらを傷つけることもありません。




次に乾燥剤についてご説明しましょう。
 
拡大画像。 粒は約2ミリ程度です。

 
この乾燥剤は、アメリカの企業によって開発され、シリカゲルの約3倍というとても強力な吸着力を持っていて、天然鉱石に近い、安全な素材でできています。
現在は開発企業と日本の企業によって国内に合弁会社が設立され、そこで製造されていて、私はその会社と直接取引をするとともに、同社の営業活動にも微力ながら協力をさせていただいています。


この乾燥剤は、元来は工業用に使用されている物で、私が初めてドライフラワーに応用をしました。 シリカゲルのように再乾燥させることで、何回でも繰り返し使用することができます。

(この製法の核となる資材ですので、乾燥剤の名称をお教えすることはできません。)




それでは作り方をご説明しましょう。

仕込む容器に乾燥剤を入れます。
 


埋設材を入れます。



花を入れて、花びらの形を整えながら
埋設材で埋めていきます。

美しいドライフラワーの作り方


埋設材で完全に埋めます。
新しいドライフラワーの作り方


乾燥剤を入れます。



埋設材を入れます。

ここまでが基本の仕込み方です。 シリカゲルで埋める工程を、乾燥剤と埋設材に分けた、ということがおわかりいただけるかと思います。


花に含まれる水分量や、入れる乾燥剤の量によって乾燥期間は異なりますが、マーガレットなどのような水分の少ない花でしたら5日ほどで、ミニバラなら約1週間、一般的なバラで約2週間程度で乾燥させることができます。



乾燥した花を取り出します。
 
セットに付属の濾し器で、乾燥剤と埋設材を濾しわけます。
 


付属の筆で、表面についた埋設材をクリーニングします。
 
以上が基本工程です。



さらに速く乾燥させる方法としまして、減圧によって花の水分をより多く放散させる方法を、テキストではくわしくご説明しています。
と言いましてもとても簡単で、100円ショップやホームセンター、スーパー、ドラッグストアなどで簡単に入手できるものを使います。


ここでは減圧の効果を見ていただきましょう。

わかりやすくするために、埋設しない状態で見ていただきます。
 


減圧をせずに1時間経過した状態。
放散した水分がガラス面にうっすらと結露しています。




減圧をして1時間経過した状態。
あきらかにより多く水分が放散されていることが
おわかりいただけると思います。

 
減圧することによって、約20%乾燥時間を短縮することができます。 乾燥時間が速ければ速いほど、新鮮な花の状態でドライフラワーにできるわけですね。

減圧するとなぜ速く水分が放散させるのか? に関しましては、テキストでくわしくご説明しています。



この基本製法のほかに、押し花とドライフラワーの中間の厚みで乾燥させる、「半立体ドライフラワー」 の作り方もテキストで解説しています。
押絵の羽子板のようなアレンジメントや、プレートタイプのレジンフラワー作りに活用できます。
 


半立体ドライフラワー

美しいドライフラワーの作り方
バラをドライフラワーに

新しいドライフラワーの作り方

ドライフラワーになったバラ
美しいピンクのバラのドライフラワー


美しいピンクのバラのドライフラワー


バラのドライフラワーを
レジンに閉じ込めたレジンフラワー

ピンクのバラのドライフラワーをレジンで固めたレジンフラワー

サザンカのドライフラワー









小さな山野草のドライフラワー




山野草シュンランのドライフラワー



シュンランのドライフラワー
山野草シュンランのドライフラワー






山野草ヤマホトトギスのドライフラワーを
レジンに閉じ込めた作品

山野草ヤマホトトギスのドライフラワーをレジンで固める