(このページは2002年頃に作成して
ずっと公開してきたものです。
ですから内容的には
ちょっと古い感じがしますが
今、ネット上のブログや
販売されているテキスト本のなどで
見られるアクセサリーの
簡単な作り方の多くは
このページが元となっています。
ページの後半に、2017年に制作した
粘土の型で作った作品を
ご紹介しますね)
これ以上簡単に作る方法はない
というくらい簡単に
シリコン型(モールド)を使わず
身近なところで手に入る物を使って
アクセサリーやストラップなどの
パーツを作る方法です。
「レジン初心者だけど
とにかく一度やってみたい」
そんな方におススメです!
クッキーの抜型やソースボトル
ビニール袋などにレジンを流し入れて
パーツを作ってみましょう。
(当時はシリコン製の製氷器や
100均のシリコンモールドなどは
なかったのですよ)
金属やプラスチックの型は
レジンがくっつかないように
内側にセロテープを貼ります。
(画像が小さくてすみません!
通信速度が遅かった時代ですから)
ファイルケースやビニールなど
レジンがくっつかない素材のものに
レジンがもれないようにしっかりと
型をセロテープで止めます。
レジンが取り出しやすいように
食用油かワセリンを塗ります。
もちろんあれば 離型剤 を使いましょう。
ポリプロピレン(PP)製は
レジンがくっつきませんから
内側にテープを貼りません。
エポキシレジン を計量して
丁寧に混ぜ合わせます。
レジンを流し入れます。
ソースボトルに透明なレジンと
着色したレジンを入れます。
(ここでは模型用塗料で着色していますが
今はもちろん 染料 を使用しましょう)
あぶら粘土にへこみを付けて
即席の型を作り、レジンを流し入れます。
次はビニール袋で固めます。
ビニール袋に落ち葉とレジンを入れて
ダンボールで挟んで板状に固めます。
カッターナイフで切れ目を入れて
ソースボトルから取り出します。
こんな感じですね。
チャームなど、いろいろな素材を
閉じ込めて固めれば
かわいいパーツが作れそうですね。
バリをカットします。
カッターナイフが怖い方は
サンドペーパーなどで削りましょう。
ビニールから取り出した枯葉パーツは
薄いのでハサミでカットできます。
あぶら粘土で固めますと
すりガラスのような風合いになります。
エポキシレジンは固まったあと
40℃程度に温めますと
少しやわらかくなりますから
その性質を利用して
ドライヤーやホットプレートなどで
温めながら少しずつカットします。
カツラパーツをかぶせる。
ピンバイスで穴をあけて
ヒートンを付ける。
ちょっとしたアクセサリーが作れました。
アイディア次第でもっとすてきな
アクセサリーが作れますよ。
さてここからは最新の制作風景です。
同じくあぶら粘土で型を作って
レジンを流しれます。
シリコンで型を作る手間を
はぶいたのではなく
花の形に合わせたかったので
あぶら粘土を使用しました。
ヤマホトトギスという山野草を
独自に考案した製法で
ドライフラワーにします。
乾燥させたらアレンジメント。
花の形状に合わせて粘土で囲います。
エポキシレジンを流し入れます。
一度にこれだけのレジンを流しれますと
普通は発熱してしまうのですが
発熱させない方法を思いつきました。
粘土から取り出しますと
接していた部分が
すりガラス状になっています。
温めてやわらかくしながら
少しずつカットしていきます。
これはこれできれい。
自作の切削ナイフで角を落とします。
スポンジヤスリ でなめらかに削ります。
ここからは下地研磨で
表面を整えていきます。
ここからツヤだし仕上げ研磨です。
ツヤだし研磨終了。
研磨にはオリジナルの
「切削・研磨セット」 を使用しました。
アンティークボトルをレジンに閉じ込めて
レジンで台座を作って
アロマリードディフューザーの完成です。
こちらの作品の作り方は
レジンフラワーテキスト で
ご紹介しています。
あぶら粘土で作った型でも
アイディア次第でこのような高度な
作品を作ることもできるのですよ。
ぜひお楽しみくださいね!
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