レジンにきれいなドライフラワーや
押し花を閉じ込めて
美しくてかわいい雑貨や
アクセサリー を作ってみましょう!
ちょっとがんばれば
原形から自作して
シリコンで型(モールド)を作って
レジンでドライフラワーを固めて
自分だけのアクセサリーを
作ることだってできますよ!
シリコンモールドが作れると
いろんな花をレジンに閉じ込めて
自由な作品作りができますよ。
ツヤ出し研磨で鏡面に仕上げた
レジンに閉じ込めたバラ。
生花をそのままレジンに
封入することはできません。
このページの花は生花に見えますが
オリジナルの製法で作った
ドライフラワーです。
「美しいレジンフラワーが作りたい!」
という想いがあふれて
新しいドライフラワーの作り方を
発明してしまいました。
アメージング スタイル ドライフラワー製法で作った
ガーベラのドライフラワー
また、美しく、永く変色しない
レジンフラワーの作り方を
「エポキシレジンの扱い方」
「原形の作り方」
「シリコン型の作り方」
「加工の仕方」
「研磨の仕方」まで解説した
テキストも制作しました。
半立体ドライフラワーのノースポールを
6層に固めたレジンフラワーのプレート
「ドライフラワーから自分で作りたい!」
「ワンランク上のレジンフラワーが
作りたい!」
という方は、こちらもご覧くださいね!
すでに約1000名の方が
楽しんでいらっしゃいますよ!
それではレジンフラワーの
基本的な作り方を
ご説明しましょう。
みなさんが一番作りたいのは
やっぱりアクセサリーだと思います。
エポキシレジンでは立体的な
かわいいアクセサリーを
作ることができますよ。
「原形作り」、「シリコンモールド作り」
「レジンの流し入れ」、「仕上げ」の順に
画像でご説明しましょう。
自分で原形から作れば
セッティング台の大きさや形に合う
モールドを探す必要はなくなりますよ。
まず粘土で元となる原形を作りましょう。
むずかしく考えないで
粘土遊びと思って楽しみましょう。
紙粘土は不向きですから
人形制作用の石粉粘土を使います。
粘土はこちらでお求めいただけますよ。
「原形制作セット」
セッティング台の枠よりも
ちょっと大きめに粘土で形を作ります。
乾かしたあとで削りますから
最初は大きめに作るのがコツです。
粘土が乾燥したら
サンドペーパーで削っていきます。
最初は400~600番くらいの
目のものがいいでしょう。
ざっくりと削ってから
目のこまかいペーパーに替えて
なめらかにしていきます。
そんなにきっちりとした形にする
必要はありません。
ちょっと形がいびつな方が
手作りの味わいが感じられる
かわいい作品になりますよ。
ここが重要!
形ができたらラッカーでツヤを出します。
ラッカーは筆塗りでも
スプレーでもOKです。
さてここからシリコンで型
つまりシリコンモールドを作りますよ。
むずかしく考えないで
楽しんで作りましょう。
シリコンは 「レジン成型用」 の
シリコンを使います。
おゆまるとかはダメですよ。
今回はたくさんレジンを成型できる
信越化学のKE17を使います。
厚紙で枠を作ってシリコンが
もれないようにして
硬化剤を混ぜ合わせたシリコンを
流し入れていきます。
オリジナルのモールドの完成です。
簡単に自作できたでしょ?
シリコンモールドにエポキシレジンを
流し入れていきますよ。
何層にも分けて
奥行きのある作品にしましょう。
ここでは自分で見つけた
四つ葉のクローバーをドライにして
レジンに入れて固めます。
最初の層が固まったら
レジンを流し入れます。
これで奥行きが出ます。
2層目が固まったら
白く着色したレジンを入れて固めます。
これはが背景になるわけですね。
オリジナルアクセサリーパーツの完成!
あとはセッティング台に接着するだけ。
接着剤を使ってもいいですが
エポキシレジンで接着しますと
絶対に取れなくなりますよ。
よつ葉のクローバーの
アクセサリーの完成です。
レジンでの作品の作り方は
形や大きさが変わっても
アクセサリーでも雑貨でも
基本的には同じです。
セッティング台を使わない場合は
ピンバイスで穴をあけて
ヒートンを付けます。
レジンでコーティングしたバラなどは
コサージュなどにできますが
残念ながら数か月ほどで
色褪せてしまいます。
これはレジンの組成構造が原因ですので
努力や工夫することで
どうにかなる問題ではありません。
それはUVレジンも同様です。
レジンで密閉されていても
ドライフラワーや押し花の
作り方がよくない場合や
封入の仕方がよくないと
少しずつにレジンの中の花が
傷んで劣化していきます。
でも封入の仕方がよければ
何年でも美しいままです。
2015年2月
2018年8月
その原因と対処方法は
テキストの内容となりますので
ここでお話しすることはできませんが
正しく封入すれば
永く美しさを保たせることができます。
次に、ドライフラワーのバラを
レジンでグラスに閉じ込めて
グラスフラワーを作ってみましょう。
接着剤でグラスなどに花を固定して
レジンに浮かないようにします。
エポキシレジンを流し入れます。
バラのグラスフラワー
エポキシレジンは一度に
150グラム程度を入れますと
化学反応が急激に進んで発熱して
焦げてしまうことがあって危険です。
そのため大きめのグラスの場合は
2~3回に分けて流し入れますが
その場合、層の境目が
透明な筋となってわかります。
それではあまりきれいではないので
化学反応を進めず
層に分けずに固める方法を
考えつきました。
レジンの性質がわかれば
大きな作品も作れます。
山野草のドライフラワーを閉じ込めた
アロマディフューザー
ドライフラワーの作り方には
「自然乾燥」と「シリカゲルに埋める」
この2つの方法がありますね。
でも私は生花を閉じ込めたような
美しいレジンフラワーを
作りたかったので
自然乾燥させたドライフラワーは
使っていません。
花をシリカゲルに埋めて
ドライフラワーを作りますと
花びらにシワやシリカゲルの粒の
へこみができます。
また、シリカゲルが花にくっついて
取れなくなるなどの欠点があり
私にはきれいとは思えないので
シリカゲルで作ったドライフラワーも
使っていません。
どうしても美しいレジンフラワーを
作りたかったので
試行錯誤の末に、ドライフラワーの
オリジナル製法を考案しました。
シリカゲルで作った花との比較
新製法の桜のドライフラワー
レジンで固めた桜
シリカゲル製の桜のドライフラワー
レジンで固めた桜
レジンに封入しますと
その差がはっきりとわかります。
シリカゲルで乾燥させた花は
花びらのシワやへこみに影ができて
美しくないですね。
作るなら美しい方がいいです。
この画像はドライフラワーですが
生花に見えませんか?
八重咲きトルコキキョウの
ドライフラワー
八重咲きミニヒマワリの
ドライフラワー
性質とコツがわかれば
レジンは自由自在です!
カット
オリジナルの切削ナイフで削る
ヤスリがけ
ここから研磨
研磨の途中
つや出し鏡面仕上げ
レジンはここまで磨けます
アロマディフューザー完成
ぜひオリジナル作品作りに
チャレンジしてみてくださいね!
このページでは簡単にご説明しましたが
レジンフラワーの作り方や
きれいに作るコツなど知りたい方は
ぜひ↓こちら↓をご覧くださいね。