樹脂粘土とポリウレタンレジンで
バラを作ってみましょう。
樹脂粘土は乾燥後も
ちょっと弾力があります。
ポリウレタンレジンは
硬化後はプラスチックのように
硬くなりますから
使い方で素材を分けるといいですよ。
ちなみにこのポリウレタンレジンで
バラを作る方法は
コスプレーヤーのための雑誌
「COSMODE」で紹介されました。
絵具で着色した樹脂粘土を
薄くのばします。
竹串にくるくると巻きつけます。
同じように薄くのばした粘土を
巻いていきます。
花びらが少しずつ
開いていく感じを出します。
狭いところは竹串で形を付けます。
外側の花びらは、ふちがちょっと
傷んだように見せますと
バラらしくなってきます。
外側の花びらはだいぶ傷んでいますから
ちぎってその感じを出します。
外側の花びらの形で
バラらしくなるかならないか
印象が決まりますね。
竹串から切り取って
乾燥させたら完成です。
何度も作っているうちに
だんだんとコツがわかってきますよ。
私もだいぶ上達しました。
樹脂粘土の時計
このバラは、「モデナソフト(ホワイト)」を
使って作りました。
絵具でもきれいに着色できますよ。
まずポリウレタンレジンについて。
このレジンはフィギュア―などの制作で
使われているもので
2液を同量計量して混ぜ合わせると
5分ほどで固まるタイプのレジンです。
ポリウレタンレジンは
有毒な気化ガスを発生させない
「キシレンフリー」タイプを使いましょう。
それでも使用時は換気をしてくださいね。
A液に顔料で色を付けます。
顔料がない場合は
模型用の塗料を使います。
このポリウレタンレジンは
硬化すると真っ白になるタイプですから
顔料の色+白で
パステル調の色に固まります。
クッキングシートに広げます。
薄いと硬化に少し時間がかかりますが
10分程度で固まります。
余分なところをハサミで切り取って
形を整えます。
ホットプレートか熱いお湯で温めます。
レジンは硬化後も熱を加えますと
やわらかくなる性質があります。
やけどしないように
ゴム手袋をして花びらの形に
変形させます。
形ができたら水に浸けて
形を固定します。
同じように温めてやわらかくし
くるくると巻いて芯を作ります。
接着剤のグル―スティックを
捨てても惜しくない容器に入れて
ホットプレートなどで温めて溶かします。
※やけどにご注意ください!※
花びらにグル―を付けます。
芯に着けていきます。
ここでも外側に行くほど
花びらが広がっていく様子を
表現します。
最初はバランスを取るのが
むずかしいと思いますが
やっているうちにコツがわかってきます。
外側に大きめの花びらを
着けていきます。
バラっぽく見えるでしょ?
ポリウレタンレジンの花びらは
樹脂粘土とくらべますと厚いので
花びらの枚数を少なくして
上から見て三角になるように
花びらを着けていくと
バラらしくなりますよ。
ポリウレタンレジン製のバラのフレーム
わりと気に入っています。
残念ながらこの作り方は
エポキシレジンには応用できません。
エポキシレジンは気温40度ほどで
やわらかくなってしまいますから
形を付けた花びらが
元の形に戻ってしまうのです。
みなさんそれぞれのアイディアで
素敵な作品作りに応用してくださいね。
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