この段階ではすでに原型がほぼ出来上がっています。
これから徐々に仕上げになります。
製作工程

◆デザインを決める。

◆図面におこす。

◆粘土、石こうなどで原形を作製する。

◆サンプル実験用のシリコン型を取る。

◆実際にレジンを成型して色、濃淡、染色方法などを決め、また原形デザインの手直しをしたり、落下時の衝撃や熱に対する強度を調べ不備があれば改良する。
この時点で気に入らなければ商品にはしません。


◆商品用のシリコン型を取る。

◆シリコン型にレジンを流し込み成型する。

◆1、2日置いてレジンが落ちついて完全に硬化するのを待つ。

◆硬化後カットや穴あけなどの加工する。

◆カット面などの研磨。

◆下仕上げ。

◆それぞれの作品にあわせた塗装を施す。

◆1、2日置いて乾燥させる。

◆磨いて本仕上げをする。

◆飾った状態で1日置いて不具合がないか最終チェックをする。時計は実際に1日動かして時間の狂いがないかチェックする。ライトはちゃんと点灯するかどうかチェックする。

◆配送中に破損しないように丁寧に箱に詰める。


以上で完成です。ひとつの作品が世の中に出るまでに早くて1か月、難しいものは一年以上かかることもあります。
パテを塗りサンドペーパーで少しずつ滑らかにしていきます。→
原形ができたら塗料を吹き付けてからシリコンで型を取ります。
シリコンの流し入れ方にもやはり技術を要します。
シリコンが硬化したら型の出来上がりです。

↓シリコン型にレジン(樹脂)を流し入れていています。
このポリウレタンレジンという種類はわずか数分で硬化するので、すぐに成型品ができます。
原液は透明ですが硬化するとご覧のとおり白くなります。(他の色もあります)


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リングフォルダー
製作の様子