![](seisakunoheya/1.jpg)
木材で作った原形に
シリコンを流し入れて型を取っています。
原形が大きいので、シリコンは
KE17を使用。
と言いますか、私はKE12が
苦手なのでKE17しか使いませんが。→
![](seisakunoheya/3.jpg)
型にレジンを流し入れています。
いろんな色に着色したエポキシレジンを
9層重ねて成型しました。
ですからとても時間がかかります。
![](senryo.files/2.jpg)
着色剤
注意!
この作業はとても危険なので
レジンの性質を熟知していない人は
決してマネをしないでくださいね。
![](seisakunoheya/5.jpg)
1時間かけてじっくりと全体を温めた成型品を
刃の厚いカッターでカットしています。
エポキシレジンは硬化したあとでも
温めるとビニールのようにやわらかくなるので
その性質を利用しての加工方法です。
![](seisakunoheya/7.jpg)
小さく切り分けたレジンを
また温めながら、少しずつカットしていきます。
この作業もとても危険ですから
見よう見まねでやってみますと
非常に危険ですのでおやめくださいね。
![](seisakunoheya/9.jpg)
カッターナイフを替えて
少しずつ色合いと形のバランスを見ながら
慎重にカットしていきます。
ここがとても重要な作業ですね。
![](seisakunoheya/11.jpg)
手作りのオリジナル切削ナイフで
表面を削っていきます。
カットするのではなく、刃先で削る作業です。 |
翌日、原形を取り出して型の完成。
![](seisakunoheya/4.jpg)
硬化した成形品はこんな色合いに。
きれいなようかんみたい。
![いろんな色でストライプに染色したレジン](seisakunoheya/6.jpg)
レジンの性質を知っていますと
硬い硬いレジンも
このようにカットすることができるのです。
![](seisakunoheya/8.jpg)
色合いがきれいに生きるように
ざっくりとカットします。
大胆に、そして慎重に。
ヘタにカットしすぎますと
せっかくの色合いの美しさが
なくなってしまいますからね。
![](seisakunoheya/10.jpg)
ここまできますと完成形が見えてきます。
この状態でも、完成のひとつとしても
いいくらいカット面が美しいです。
でもここから表面をなめらかにしていきます。
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![](m/46.jpg)
切削の仕方、ナイフの使い方は
こちらの動画をご参照ください。
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![研磨仕上げでレジンにツヤを出す](seisakunoheya/13.jpg)
ここから研磨加工です。
研磨セットの資材を順番に使って
少しずつ表面を研磨していきます。
![レジンを研磨してツヤを出す](seisakunoheya/15.jpg)
仕上げにポリッシャーでツヤを出します。
このポリッシャーの威力には
見つけた私自身が驚嘆しましたね。
これまで使っていました
アクリル用のツヤだしコンパウンドなど
足元にも及びません。
素晴らしい仕上がりになります。
![](seisakunoheya/34.jpg)
そのあとにヒートンをさしこみますから
作品とヒートンとが一体となった
美しい仕上がりとなります。
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![](seisakunoheya/12.jpg)
表面がなめらかになりました。
しかし、クリアーだったのに
白濁してしまいました。
これできれいになるのでしょうか?
![](seisakunoheya/14.jpg)
これもアメージングオリジナルの
コンパウンド (研磨剤) で
きめ細やかに研磨していきます。
このコンパウンドには、微細な研磨剤を
独自に配合してありますから
表面にキズをつけることなく
なめらかにすることができるのです。
![](seisakunoheya/33.jpg)
ヒートンをつける場合は
ねじ込むだけ、などという雑な仕事はせず
ピンバイスで穴をあけた跡が白濁しますので
細い針金でレジンを少しずつなじませて
クリアーにします。
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完成品
![](seisakunoheya/36.jpg)
![](m/61.jpg)
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