Yahoo!やGoogleなどの検索サイトからおいでくださいました方へ このページは過去に読み込まれたキャッシュです。 最新版のページはこちらをご覧くださいね! 2001年からネットでレジン創作についてフリーで公開してきたアメージングには あなたの知りたいレジン創作に関するすべての答えがあります。 レジンの種類、レジンの特性、扱い方、作品の作り方、着色の仕方、仕上げ方、研磨 シリコン型の取り方、両面型の取り方、成型方法などなど! ぜひ遊びに来てくださいね! アメージングは、「レジン・透明樹脂で作るアクセサリー」 「アクセサリー作りのための レジンの教科書」 (河出書房新社刊) を監修しました レジン造形作家 熊崎堅一が運営するサイトです。 アメージングはこちらから |
ここではポリウレタンレジンは平泉洋行の 「ハイ−キャスト」、エポキシレジンは I TWパフォーマンスポリマーズ&フルイズジャパン社製の
「注型用高透明エポキシ樹脂」 を使用した場合の説明になっています。 他社製品とは混合比や扱い方に多少違いがあります。 1 ポリウレタンレジンの成型と注意点 |
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レジンを流し入れる前にシリコン型に水を入れてその量、あるいは重さをはかり、それをレジンの分量の目安にします。 その分量、重さを2で割った数が主剤と硬化剤の量です。 |
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デジタルはかりをお持ちであればいいのですが、普通のはかりの場合、あるいははかりをお持ちでない方は、同じ計量カップを2つ使うと比較的正確にはかるかことができます。 左の図のように、2つの計量カップに主剤と硬化剤を同じ量入れますと、はかりがなくても1:1の比率をはかることができます。 (私としましては、デジタルはかりで正確に計量することをおすすめします) |
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ではなぜカップの目盛りで分量してはいけないのかといいますと、残念ながらカップによりましては正確でないものがあるからです。 たとえ正確であっても、表面張力によって液体がカップの内側で盛り上がり、目盛りが読みにくく誤差を生じやすいのです。 もちろんこれは絶対に、というわけではありません。 目盛りで計量してもちゃんと固まる、正確なカップもありますから。 注意! レジンが手につきますと、体質によりましては荒れたりかぶれたりすることがありますので、必ずビニール手袋などをお使いください。 また、作業中は必ず換気をしてください。 |
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1:1に分量したら主剤に硬化剤を入れます。 主剤は少しとろっとしているので、硬化剤に主剤を入れますと、主剤がカップに残って混合比に誤差が生じてしまいます。 |
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かくはん棒でよく混ぜ合わせます。 あまりゆっくり作業をしていますと硬化が始まってしまいますから、混ぜ合わせる時間は、だいたい5〜10秒を目安にするといいでしょう。 |
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シリコン型に流し入れます。 型の表面に気泡が付いてしまった時は、爪楊枝などで取り除きます。 また全量入れたあと、レジンの表面に気泡が浮いた場合も、つぶすか取り除いておきます。 残しておくと泡がそのまま硬化してしますことがあります。 |
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レジンの量や気温にもよりますが、数分で完全に硬化します。 |
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硬化したらシリコン型の裏を軽く押すと簡単に取り出せます。 |
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2 エポキシレジンの成型と注意点 エポキシレジンの混合比は主剤2:硬化剤1です。 このレジンはポリウレタンレジン以上に分量を正確に計らないと硬化不良を起こしますので、デジタルのはかりで計量されるのが望ましいと思いますよ。 レジンは高価ですから、なるべく無駄にしたくありませんからね。 |
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主剤は水あめのようにどろっとしています。 そのままでは混ぜにくいですから、ドライヤーなどで温めます。 温める目安は水ぐらいにさらっとなるまでです。 私は電子レンジで5〜10秒程度加熱しています。 秒数は機種やワット数によって変わりますので、短い時間からお試しになってくださいね。 |
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温まったらゴムヘラでなるべく気泡を巻き込まないように、ゆっくりと混ぜ合わせます。 計量カップの内側をこそげとるようにして、均一になるようによく混ぜ合わせてください。 |
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ポリウレタンレジンをたくさん成型する場合の注意点 ポリウレタンレジンをたくさん成型して、バッチやマグネット、キーホルダーなどをお作りになって、ご自分のショップで販売したり、バザーなどに出そうとお考えの方はきっと大勢いらっしゃると思います。 たくさん複製を作ることができるのがレジンのいいところですが、それには少し注意しなくてはいけないことがあります。 ポリウレタンレジンはエポキシレジンにくらべて、シリコン型を傷めやすいですから、きれいに成型できるのは、原形の仕上げやその形にもよりますが、20個程度とお考え下さいね。 ポリウレタンレジンは成型時にかなり熱を発します。 一度にいつくも成型していると、その熱のため図3 Aのようにシリコンが膨張して、だんだんそってきますから、そうしましたら少し作業を休むか、水につけてよく冷やすなどしてシリコンの変形を元にもどします。 ただし次に流し入れる前に水気をよく拭いて、完全に乾かしておいてくださいね。 何度か成型をしたシリコン型に、ポリウレタンレジンを流し入れる場合、太陽に当てるか、ドライヤーやヒーターで少し温めてから作業をしてください。 これは矛盾しているようですが、こうすることでシリコン型から成型品を取りやすくして、型を劣化から守ります。 特に前回成型してから日数があいた場合は必ず温めてください。 そうしないと場合によっては、シリコンとレジンがくっついてしまうこともあります。 私にもよくわかりませんが、おそらく図3 B、Cようなことが理由だと思います。 |
図Aのように熱によってシリコン型がそってしまうと、きれいに成型できなくなってしまいます。 また、シリコン型にレジンがくっついてしまう原因は、図Bのように型の劣化によって表面に目に見えない小さなキズができて、そこにレジンが入り込むことでさらに劣化が進み、場合によってはシリコンにレジンが食いついてしまうのではないかと思います。 ですから型を温めて表面を多少膨張させることによって、図C のようにキズを埋め、劣化と食いつきを防ぐことができると私は考えています。 一般の方がここまで神経質になる必要はないとは思いますが、知っておけばシリコンやレジンを無駄にせずにすみますから、一応ご紹介しておきますね。 |
4 シリコン型の取り方・2 |