レジン
石油などから作られた合成樹脂を
英語で「レジン」 と言います。
個人で扱える樹脂には、エポキシレジン
UVレジン、ポリウレタンレジン
ポリエチレンレジン (FRP)
などがあります。
成型
レジンを固めて形を作ることを言います。
キャスト
英語で「鋳造」という意味ですが
レジンの場合は「成型」のことです。
ですからよく使われる「レジンキャスト」
という言葉は、素材や商品の名前ではなく
「レジンで成型する」という意味です。
成型品
固められたレジンのことを言います。
シリコン
正式には 「シリコーン」 と言います。
レジンを流し入れて成型するための
合成ゴムのことを言います。
シリコンで型を作り、その型にレジンを
流し入れて成型します。
型取り
シリコンなどの資材で
レジンを流し入れて固めるための
型を作ることを言います。
モールド
型のことです。
両面型
立体的な形の成型をする際に
2つの型を合わせた状態で
中にレジンを流し入れて成型します。
合わせる2つの型のことを言います。
(たい焼きを想像してください)
原形
シリコンで型を取る、元の形ある物の
ことを言います。
当サイトでは「シリコン型」との
混同を防ぐために
「原型」ではなく「原形」と
表記しています。
主剤/硬化剤
レジンの多くは2液混合型で
主剤と硬化剤を混ぜ合わせることで
化学反応を起こさせて
液状から固形状にする素材です。
硬化
レジンやシリコンが固まること
または固まりつつある状態を言います。
ときどき 「樹脂が乾いて固まった」
と言う方がいらっしゃいますが
樹脂は塗料のように乾燥して
固まるのではなく、化学反応によって
固まる素材ですので
お間違いのないように。
硬化不良
計量ミスや 混ぜ合わせ不足などによって
レジンが正常に固まらず
ベタついたり、やわらかいままで
固まらない状態のことを言います。
染料
樹脂の原液に混ぜ合わせて
色を付けるもののことを言います。
顔料や着色剤も同じ意味です。
離型剤 (りけいざい)
シリコン型に吹き付けたり塗るなどして
成型品の型離れをよくし
型の表面の劣化を防ぐために使用する
液体シリコンなどを原料とした
もののことを言います。
剥離剤 (はくりざい)
型取りをするときに、シリコン同士が
くっつかないようにするために
シリコン型の表面に塗る物の
ことを言います。
離型剤と剥離剤の違いに関しましては
「Howto13」 (PCページ)で
ご説明していますので
そちらをご参照ください。
ラッカー
有機溶剤系の塗料のことを言います。
溶剤
ラッカーを薄めたり、使った筆を
洗ったりするための
液体のことを言います。
研磨剤 (コンパウンド)
レジン成型品の表面を磨いて
ツヤを出したり、逆にツヤを
消したりするときに使う物の
ことを言います。
ブログやまとめなどで、間違った言葉の
使われ方がされているのを
けっこう見かけますね。
『レジンを乾かす』とかね。