今回ご紹介するのは、実に簡単に、しかもきれいなフラワーベースを作る方法です。
これは特に作り方をご説明するまでもないですね。
グラスやお皿、試験管などを
エポキシレジン
で固めるだけですから。
グラスなどを重ねれば、2段、3段と立体的に段差をつけて
花を飾ることもできますし、ただグラスなどに活けるよりも安定しますから
倒したりすることもなくなるわけです。
ただレジンを染色してグラスなどに流し入れるだけですからいたって簡単ですよ。
みなさんもぜひお試しくださいね。
これは大きめなウィスキーグラスにガラス玉を入れて
試験管を立てて固めました。
上と下、2段に花を飾ることができます。
これはかわいらしいデザートグラスを見つけたので
これまた試験管を立ててみました。
透明なレジンにフォグ染色法で
たなびくようにオレンジの模様をつけて固めました。
なかなかきれい。
これは2種類のグラスを重ねて、下のグラスにグリーンに
染色したレジンを流し入れ、その上からさらに
透明なレジンを入れて、2階層に固めてみました。
グラスだけではたくさんの花を活けると倒れてしまいますが
こうするとどっしりと安定します。
おっちょこちょいの私でも安心!
これは小さなフラワーベースです。
ガラスの小皿に小さなガラスの粒を並べ
ガラス管を立てて固めました。
ただそれだけでもなんともかわいいじゃないですか。
私、気に入っています
これらのフラワーベースを作ってみて感じたことは、「レジンって楽しいな」ってことでした。 長年レジンを扱ってきた私ですが、こうした使い方をしたのは初めてで、簡単でしかも美しいオリジナルのフラワーベースができてしまうことに、正直に言いましてちょっとびっくりしましたよ。 「あぁ、こんな楽しみ方もあったんだなぁ」そう思いました。
今回はフラワーベースを作りましたが、アレンジをすればソープディッシュや、アクセサリートレーなんかも作れますよね。 あなたのアイディア次第ですよ。
グラスやインテリアガラスは身近なところで手に入るものですし、作り方はとても簡単ですから、ぜひみなさんも作ってみてください。 これはおもしろいですよ!
作る際のちょっとしたコツをご紹介しておきましょうね。
まず試験管やガラス管を立てて固める場合は、セロテープなどで固定します。 ほこりなどが入らないように、ラップをかけておくといいでしょう。
グラスを重ねて固める場合は、重ねたグラスが浮いてしまわないように、水を入れておくといいですよ。 これはレジンの発熱を抑える効果もあります。
レジンが硬化したら、クリアーラッカーを塗って表面をコーティングします。 水分を吸って白濁したりすることがありますからね。 以上、コツのご紹介でした。
あとはご自由にお楽しみください。 グラスフラワーを応用してもおもしろいでしょうし、つや消しのクリアーラッカーで仕上げますと、また感じの違う美しさに仕上がりますよ。