「レジン に興味があるんだけれど
なにをそろえていいのか、どうやって作業をするのか
なにもわからない初心者なので・・・・」


という初心者さんは多いのでは?
たしかにレジンはむずかしそうな感じしますよね。
レジンでの物作りの基本について
キャリア29年の レジン造形作家Kuma
わかりやすくご説明しますね。


レジンもシリコンも、その基本的な扱い方はとても簡単です。
まずはこのページで、レジンやシリコンが
どんなものかをざっくりとご説明しましょう。


レジンを始めた頃の作品



「樹脂とかレジンとか、よく聞くけどいったいどんな物?」
実は樹脂もレジンも同じ物なのです。
樹脂、ここでは人が造った 「合成樹脂」 のことですが
樹脂を英語でレジン (Resin) と言うのです。

「レジンってたくさん種類があるみたいだけど、どれを選べばいいの?」
それはあなたがどんな物を作りたいのかで決まります。
透明な物を作りたいなら 「エポキシレジン」 か 「UVレジン」





透明じゃなくてもいいし、あとで色を塗りたいのなら
「ポリウレタンレジン」 おおまかに分けるとこのどちらかです。

ポリウレタンレジンはフィギュアの造形に使われているレジンです。






透明なレジンには、エポキシレジンと、UVレジンがあります。
エポキシレジンは2つの液体を混ぜ合わせることで固まる
「2液混合タイプ」 で、UVレジンはUVライト(紫外線照射器)に入れて
紫外線(UV)を当てることで固まる 「紫外線硬化タイプ」 のレジンです。

2つのレジンを比べますと、透明度はほぼ同じですが
エポキシレジンの方がきれいです。 

エポキシレジンは硬化に24時間ほどかかりますが
UVレジンは5分ほどで固まります。

エポキシレジンは2液を混ぜ合わせる必要があります。
UVレジンは1液なので簡単です。

しかし、UVレジンは薄くしか固められませんので
立体的なデザインを作るには不向きです。

つまり、簡単にちょっとしたアクセサリーなどを
透明なレジンで作りたい人はUVレジンを



立体的な造形や、他の素材をいろいろと入れたり
より高いレベルの作品作りや、芸術的な創作をしたい人は
エポキシレジンを選ぶといいですよ。



ゼリービーンズを閉じ込めたレジンの時計



「エポキシレジンって液体なの? 固体なの?」
元の状態は液体です。

「固まるって、どのくらいの硬さなの?」
プラスチックみたいにカッチカチです。
そもそも 「プラスチック」 も合成樹脂=レジンです。


「どうやると固まるの?」
セットになっている2つの液体を計量して
混ぜ合わせると化学反応が起きて勝手に固まります。

「計量って?」
エポキシレジンなら 「主剤 2 :1 硬化剤」
UVレジンは1液タイプなので、計量の必要ありません。





エポキシレジンの場合
1日〜3日程度。
気温が高いと早く固まり、低いと硬化に時間がかかります。
固める量が多いと速く固まり、少ないと硬化に時間がかかります。
固める形状が細長い場合、薄い場合、ごく小さい場合も
化学反応が起きにくいので、硬化に時間がかかります。

ミニチュアグラス
小さいものは硬化に時間がかかる


UVレジンの場合
紫外線を照射した場合5分程度。
自然の太陽光でも固まりますが
不確実なのでおススメしません。



エポキシレジンの場合
○計量するデジタルはかり。
 1グラム単位で計れる安い物でOK。
○混ぜ合わせるカップ。

○ゴムへら。
○ティッシュペーパー。

UVレジンの場合
○UVライト(紫外線照射器)。




メーカーや商品によって品質は違います。
品質が良くないと、硬化時に小さな気泡が発生したり
流し入れた面が曇ったり、べたついたりします。
当アメージングで扱っているエポキシレジンは
透明度、手ざわり、硬度、加工のしやすさ
すべてにおいて最高品質です。






「シリコンって、名前はよく聞くけどいったいどんな物?」
簡単に言えばゴムみたいな物です。
ただし、お菓子のシリコン型や、シリコン製の製氷器と
レジンを成型するシリコンとは種類が違いますから
お菓子や製氷器のシリコン型でレジンを成型しますと
表面がくもったり、ざらざらになったり
物によってはくっついて取れなくなったりします。

レジン成型用のシリコンで成形するのが基本です。


市販のシリコン型
左 お菓子用           右 レジン用


自分で作ったシリコン型,シリコンモールド
レジン成型用のシリコンで自作した型


「いろいろな種類があるみたいだけど、どれを選べばいいの?」
シリコンは硬さによって使い分けるのですが
一般の方が趣味で使うのでしたら
硬さにはあまりこだわらなくてもだいじょうぶ。

私は信越化学社製のシリコンが一番使いやすいと思っていますので
30年近くずっと使っています。

ただ、ブ○ーミックスやおゆ○のような
型取り材はおすすめできません。
こうした素材はおもちゃ程度のものですから
きれいに型を取ることができません。


「シリコンって液体なの? 固体なの?」
元の状態はハチミツのようにドロッとした液体です。

「固まると、どのくらいの硬さになるの?」
消しゴムくらいです。


「どうやると固まるの?」
セットになっているシリコンと硬化剤を混ぜ合わせると
化学反応が起きて勝手に固まります。

混ぜ合わせるシリコンと硬化剤の比率は
「シリコン 100 :1 硬化剤」 です。
ですから100グラムのシリコンに対して
1グラムの硬化剤で固まります。

シリコンと硬化剤の比率は多少誤差があっても固まりますから
あまり正確に計量する必要はありません。


4時間〜8時間程度。
気温が高いと早く固まり、低いと硬化に時間がかかります。


○計量するデジタルはかり。
 1グラム単位で計れる安い物でOK。
○混ぜ合わせるカップ。
○ゴムへら。
○ティッシュペーパー。


製造メーカーや商品によって品質や硬さが違います。
先ほども書きましたように、おもちゃみたいなものは
それで型を取ってもレジンをきれいに成型することはできません。

固めたレジンの表面が曇ったり、形状がいびつになったりしますし
場合によっては固まったレジンが取れなくなります。

信越化学社製はシリコンの最大手メーカーですから
品質が良く安定しています。
やわらかいKE12と、ちょっと硬めのKE17があります。
初心者さんにはKE17方が流し入れやすいのでおススメです。




いかがでしたか?
レジンやシリコンについて
だいたいご理解いただけましたか?

ちなみにアメージングのユーザーさんが
お作りになっているものや用途は

★アクセサリー
★小物・雑貨
★インテリア雑貨
★花を閉じ込めたレジンフラワー
★オルゴナイト
★コスプレ衣装のパーツ
★フィギュアのパーツ
★ミニチュア
★ドールアイ
★カラーテラピー
★模型のパーツ
★テーブルの天板などの家具
★アンティーク家具の修繕
★カーアクセサリー
★アート系学生の卒業制作
★実験用、計測用パーツ製作

などなど、とても広い分野で
お使いいただいています。

エポキシレジンは楽しいですよ。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!